モバイルデータ通信とWi-Fiの違い

Wi-Fiの基本

スマホで特に意識しなくてもインターネットを利用できるのは、NTTドコモやauなどの通信キャリアが接続設定したモバイルデータ通信を利用しているからです。

Wi-Fiもインターネットを利用できる点は同じですが、接続台数や使える場所、月々のデータ使用量などに違いがあります。

アベ
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「モバイルデータ通信」とは、通信キャリア(NTTドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイル)が敷設した通信ネットワークを使って、スマホやタブレットなどの通信端末を移動中でもインターネットにつながるようにした通信方法です。

モバイルデータ通信とWi-Fiの違いを表す4つのポイントを黒板に書いたイメージイラスト

違い1 つながり方

モバイルデータ通信は、 スマホ単体でモバイルデータ通信(4Gや5G)を利用して直接インターネットに接続しますが、Wi-Fiはインターネットに接続されたWi-Fiルーターを利用してインターネットに接続します。

モバイルデータ通信とWi-Fiのつながり方が違うことを表したイメージイラスト

違い2 接続台数

モバイルデータ通信は、基本的に1つの通信回線と1つの端末が接続しますが、Wi-Fiは、1つの通信回線と複数の端末が同時に接続できます。

モバイルデータ通信とWi-Fiの接続台数が違うことを表したイメージイラスト

違い3 通信エリアの範囲

モバイルデータ通信は国内のほとんどの場所でインターネットにつながることができますが、Wi-Fiの通信可能エリアはおおよそ数十メートル程度の範囲です。

モバイルデータ通信とWi-Fiの通信エリアの範囲が違うことを表したイメージイラスト

違い4 データ通信量

モバイルデータ通信は基本的に月々のデータ通信量(ギガ)に上限がありますが、Wi-Fiは上限がありません。ほぼ無制限で通信できます。

モバイルデータ通信とWi-Fiのデータ使用量が違うことを表したイメージイラスト
アベ
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ただし、1~2日で3~10ギガ以上を使用するなど、短期間に大量のデータ通信を行った場合は制限されることがあります

まとめ

モバイルデータ通信は、接続台数は基本的に1台であり、月々のデータ通信量にも制限がありますが、全国のほとんどの場所でインターネットに接続することができます。

それに対してWi-Fiは、通信できるエリアは限られるものの、複数の端末をつなげることができてデータ通信量もほぼ無制限です。

モバイルデータ通信もWi-Fiも、どちらが優れていると言うことではないので、それぞれのメリットを踏まえて使い分けましょう。

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